2階の窓の上、屋根の下??の壁にハチが密集していると午前中にご連絡あり、
ご近所様にも迷惑がかかっており、なるべく早く駆除して欲しいとのことでした。
翌日も午前中から予約が入っていたので、当日の18時過ぎに伺いました!
お客様のお宅に着いて駐車場に車を止めて外に出ると、
道路の方までハチが頻繁に飛び交っていました。
かなり危険な状況です。
お客様に場所を聞かなくてもすぐに巣の場所が分かるほどのハチの出入り。
巣の場所は屋根の下の通気口、「妻換気口」と呼ばれるところです。
屋根裏の換気の為の部分で比較的新しいお家には通常、鳥やネズミ、虫などが入らない様にネットが貼ってありますが、ネットが無かったり、ネットが破けていたり、網目が大きくてハチが入り込むことも良くあります。
しかもお話を伺うと1階の室内にも数匹出たとのこと。
壁には柱の分のスキマが約10cm空いていますので、そのスキマを伝って全然関係ない場所からハチが出没することもあります。
そのハチも巣を駆除すれば出没しなくなるはずです。
まずは巣の状態を確認します。
2階の押し入れ天袋の天井が点検口になっているとのことで、まずはそこから頭だけ出してチェック!!
入口から対角線で一番遠い場所、約10mくらい先でしょうか??
防護服に着替えて道具を持っていざ駆除へ!!
防護服を着ての屋根裏移動は本当に大変です。
足場は悪い、動きは制限されるし、視野は狭いし暗い、そしてめちゃくちゃ暑い、カッパを着てサウナに入って運動しているようなもんです。
準備をしている間に完全に夜になっているのでハチはほぼ巣に帰っているようです。
屋根裏の構造上、巣の2m手前までしか近づけません。
それに出入り口は見えない逆側にあるので出口を塞ぐ方法も使えません。
そこでハチを巣外になるべく出させないように伸縮する網で巣全体を覆ってから、
これまた伸縮する殺虫剤スプレーを使って巣内に薬剤を注入。
さらに飛び立った蜂をスプレーで迎撃・・・手が3本欲しい!!
ハチがほぼ死んだら、またまた伸びる道具を使って巣を剥がして網に落とします。
これでほぼ駆除作業は終了。
でも屋根裏から出るまでは防護服を脱げないので、
着たまま掃除、道具の片付けをして2階に下りて、やっと一段落。
これが駆除したキイロスズメバチの巣
巣の大きさ:約30cm、5段
成虫×約300匹
幼虫・サナギ×約1000匹
幼虫とサナギがみっちり。
まだまだどんどん増える段階でした!!
ご依頼ありがとうございました。