8月中旬・坂東市内・2Ｆ軒裏のモンスズメバチ巣の駆除

「２階の軒天に大きなスズメバチの巣が出来ていて、大量に飛び回っていて怖い・ご近所迷惑になって困っている！！」とご連絡頂きました。
スケジュール調整をして翌日の夕方に駆除に伺いました。

お客様宅について現場に案内していただくと、かなり飛び回っています。
軒天の角を見てみるとスズメバチの特徴的なマーブル模様の外皮が見えます。
しかし、良くある軒天にぶら下がっている感じではなく、
軒天に外皮でカバーをされている（半円のドームが軒天に張り付いているようなイメージ）感じです。
これはモンスズメバチに多く見られる外皮の状態です。

と、いうことは巣はおそらく２階の「軒裏の中」にあります。
２連梯子を掛けるスペースがないので、室内から駆除できないか調べさせて頂きます。

すると二階の押し入れの上に天井点検口を発見、巣にも凄く近そう。
お客様に押し入れの中から駆除させて頂く許可を頂き、いざ実行！！

まずは、普通の服装のまま押し入れに入り、ハチが室内に出ないように押入れのふすまを閉めます。
そして点検口の板の隙間からカメラを差し込み角度を変えて数枚写真を撮影。
するとやはり軒裏に巣がありました。
点検口から約１メーター！

場所が特定できたので防護服に着替え、道具を持って押入れの中に！！
もちろん押入れのふすまを閉めます。
真夏なのでヤバイ暑さです・・・。

狭くて身動きが取れない為、押入れに座ったまま、手だけを入れて作業開始。
両手を使いたいのでライトを固定して、殺虫スプレーを発射！！

暴れだしたモンスズメバチがライト目掛けて突進してきます。
二丁拳銃のように両手にスプレーを持ち、右手は巣を狙って、左手は向ってくるスズメバチを迎撃していきます。
格闘すること数分、巣の取り出しにかかります。
色々なところに癒着しているので剥がしながら、またそのままだと狭くて引っ張り出せないので巣盤をばらし1枚1枚を回収していきます。